<GPS電波を用いたシンチレーションモニタの作成>





・PCを用いた簡易シンチレーション観測システム

基本要素は米コーネル大の開発した GPS電波受信カード と、それに接続する GPSアンテナ である。
この電波受信カードをパソコンのISAスロット(現在PCI版が開発中・・のはず?)に挿し、 受信電波強度を観測する。


GPSアンテナとGPS電波受信ボード(GPS Bulider-2.1(TM))
GPSアンテナ   GPS電波受信ボード



・システム概観(前面図と背面図)

前面図 背面図

・構成

システム構成

・システム概要
 上記受信ボード付属の、DOS上で動作するシンチレーション観測プログラムSCINTMONを走らせて電波強度のモニタリングを行う。
また、特殊なカード(PC Weasel2000)を用いることで、デスクトップのPC-DOS画面をシリアルポート経由でノートPCのWindows2000から(文字化けや簡単には送れないキーがあるものの)操作可能にしている。
ノートPCからシリアルポートに TeraTermPro でアクセスすることで、デスクトップPCのDOS上で行われている観測状況の確認と操作を行うことが出来る。 副産物として、DOSをネットワーク経由で操作できる環境にもなっている。
なお、観測データが巨大になるため(電波強度は50Hzサンプリング:1時間でおよそ10MB、1日20時間の観測で200MB)、DOSの2GBまでしか認識できないハードディスクには目もくれず、LAN接続されたノートPCのそれに書き込ませている。このWindows2000とDOSのLAN接続には、 Microsoft LAN Manager を用いている。
VNC (の発展版の Tight VNC で、SSHポート転送を利用)を用いてネットワーク越しに見た、 ノートPCの画面

・メモ

GPS-アンテナケーブルについて
SMAコネクタ SMAコネクタ−参照

ケーブル規格:「RG58-A/UもしくはRG58-C/U」
コネクタ規格:「SMAコネクタ」



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