<中学校の思い出>


中学校・・・まぁそれなりに楽しかった。気がする。
中学校の思い出は、改めて考えてみると色々浮かんでくることに驚くが、まぁ初めて救急車で病院送りになったこと、だろうか。
「クラスマッチ」という、プチ体育祭のような行事が毎年あって、中学2年生の時にはサッカー大会@クラス対抗が開催された。
当時、血気盛んだった(かどうかは微妙だが)サッカー部所属の自分は割と珍しく張り切って、ガンバッタはいいが、ちょっとしたアクシデント(ボールを追いかけて某サッカー部友人と激突)で意識を失って病院送りとなった。心温まる思い出である。

なお、病院に運ばれている途中、救急隊員の方が自分にいろいろ質問をして、まともな返答をしていたということなのだが、全く、エーその件に関しましては、記憶にございません。
また、一時的に意識を失って痙攣を起こす自分に、後にサッカー部主将となる某友人が、舌を噛んではいけないとばかりに着ていたビブス(ゼッケンのようなもの)を自分の口にぶちこんだらしい。
どうりで、目覚めた時に口の中がじゃりじゃりしていた訳である。まったく(何。

さらに付け加えるなら(まだあるのか)、病院に担ぎ込まれ意識を回復した自分の状況は、左手首骨折+顔面擦過傷、というところだったらしい。顔の傷はともかく、手首の折れた骨の方は手術が必要か、と看護婦さんが囁き交わしていたのだが、レントゲンを取った結果複雑骨折などではなく、非常にきれいに折れているため、強硬手段をとることになった。
すなわち、折れてずれた骨を、成人男性数人がかりで哀れな中坊患者を押さえつけて無理やり元の位置にもどす、という荒療治である。まだ意識が朦朧としていたが、さすがに相当痛かった記憶がある。看護婦さんが、無理しないで大声を出しなさい、などと言うのも怖かった。
まぁとにかく、セピア色の思い出である。



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