日本最古の地球儀

現存する日本最古の地球儀です。元禄8年(1695年)に渋川春海(二世安井算哲)が製作しました。

国立科学博物館所蔵の地球儀を許可を得て、カメラで撮影し、デジタル化しました。実際の地球儀には支える軸があります。画像合成のために色や縮尺等、一部正確ではない所がありますのでご注意下さい。

地球儀がいつ日本にもたらされたかははっきりしませんが、織田信長が所有していた記録があります。少なくとも織田信長は地球が丸い事を理解していたと想像できます。(ただし、天動説が日本に伝わるのは1770年頃になります。)この地球儀は、中国に来たイタリア人宣教師マテオ・リッチが1602年に作成した「坤輿万国全図(こんよばんこくぜんず)」と呼ばれる(平面の)地図をもとにしていると考えられています。

コンテンツ作成:Dagik Team
データ:国立科学博物館所蔵 渋川春海 作 紙張子製地球儀の撮影画像
データ画像作成:Dagik Team
コンテンツ名: Dagik_Shibukawa
コンテンツID:M-3